腰曲がり(後弯症)は病気です

4. 腰曲がり(後弯症)はなぜ女性に多い病気なのか?

腰曲がり(後弯症)になる方は女性が男性の5倍~7倍と言われ、その原因として、閉経に伴う女性ホルモンの一種、「エストロゲン」の減少が関係していると報告されています。「エストロゲン」は骨の新陳代謝に際して骨吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きがあります。そのため、閉経に伴って、女性ホルモンの分泌が低下すると、急激に骨密度が減少してしまいます。それが原因で知らぬ間に圧迫骨折を引き起こし、先に説明したように腰曲がり(外傷性後弯症)を発症してしまいます。高齢の女性は、早期の骨粗鬆症の治療が腰曲がり(後弯症)の予防にもなります。

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