腰曲がりは病気です

7. 首下がり症について

重い頭を支えるためには、首を前後と側面から筋肉で引っ張る必要があります。筋力が弱くなり、背骨のバランス不良で、重い頭をまっすぐにうまく支えることができなくなり、重力に引っ張られて自然とうつむいてしまうようになります。初期の段階では自分で正常の姿勢に戻すことができますが、筋肉が疲労して弱くなるため、再び首下がりになります。無理に上げようとすると背中から首にかけて痛みが走ることもあります。このようにいつも頭が前に垂れ下がった状態を「首下がり症」と言います。

首下がり症には、いろいろな原因がありますが、これまで述べてきた腰曲り(脊柱後弯症)と同じようなことが首に起こったとも考えられます。その他、特にパーキンソン病に合併した首下がりが多数みられますが、変性後弯症や外傷性後弯症による腰椎のバランス不良が原因の首下がりもあります。首下がりになりますと、前が見づらい、首が痛む、肩がこる、手がしびれる、頭痛などいろいろな症状がでてきます。

首下がり症(くびさがりしょう)*手術前
首下がり症(くびさがりしょう)*手術前
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