腰曲がり(後弯症)の治療法

1. 軽度の腰曲がり(後弯症)の治療について

腰曲がり(後弯症)の変形が軽度の場合はリハビリテーションで治療ができます。とくに背骨の異常がほとんどなくて、自分で曲がりを簡単に矯正できる場合は、リハビリテーションが効果的です。リハビリテーションは、何も特別なことではなく、腹筋と背筋を強化する筋力トレーニングです。後弯症(腰曲がり)は、「3. 歳をとると腰が曲がってしまう原因」でも触れましたが、背中の曲がった姿勢が続きますと、背中と腰の筋肉が常に伸びた状態になります。ですので、腹筋と背筋の緊張が釣り合うよう、背筋の筋力トレーニングを行います。これにより、痛みがなくなることもあり、腰曲がり(後弯症)の初期の場合は、リハビリテーションでの効果が見られます。しかし、背骨が自体が変形したり、椎間板の変化が強ければリハビリテーションの効果はありません。診察時に軽度の腰曲がり(後弯症)かどうかについて診断します。

【リハビリ前】腰曲がり(後弯)が強い状態
【リハビリ前】腰曲がり(後弯)が強い状態
【リハビリ4か月後】腰曲がり(後弯)が改善
【リハビリ4か月後】腰曲がり(後弯)が改善

苑田第三病院のリハビリテーション科では患者さまと合意した目標を立て、生活行為を向上させる視点で治療を行います。日常生活や社会的適応能力を早く得られるようにして、家庭生活や仕事への復帰が早くできるように総合的な治療に努めています。

苑田第三病院  リハビリテーション科

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