腰曲がり(後弯症)の治療法

6. パーキンソン病による首下がりと腰曲がり(後弯症)の治療について

パーキンソン病による首下がりは頚椎から骨盤まで広範囲を固定する必要があります。パーキンソン病による首下がりは、このように広範囲に固定術を加えないと良い結果が得られま せん。

また、パーキンソン病による腰曲がり(後弯症)は、胸椎から骨盤までチタン合金製のスクリューやロッドで矯正固定することが有効な治療法だと思われます。当院では多くのパーキンソン病の腰曲がり(後弯症)を治療して良好な結果が得られています。

パーキンソン病による首下がり症と腰曲がり(後弯症)は、筋力の低下によるためであり、短い範囲の固定手術では、また追加の手術が必要となります。普通の後弯症と違って、パーキンソン病の首下がりは固定範囲を慎重に決定しなければ、手術は成功しません。当センターでは多数のパーキンソン病の腰曲がり(後弯症)と首下がりの治療実績があります。

  • パーキンソン病患者の手術前(重度の腰曲がり状態):腰痛や歩行障害、腹部圧迫感のため、日常生活が困難である。
    パーキンソン病患者の手術前(重度の腰曲がり状態):腰痛や歩行障害、腹部圧迫感のため、日常生活が困難である。
  • パーキンソン病患者の手術後:腰曲がり(後弯症)は正常の姿勢にまで矯正されて腹部圧迫感と腰痛は改善した。歩行も手術前よりスムースにできるようになった。
    パーキンソン病患者の手術後:腰曲がり(後弯症)は正常の姿勢にまで矯正されて腹部圧迫感と腰痛は改善した。歩行も手術前よりスムースにできるようになった。
  • パーキンソン病患者の手術後
    パーキンソン病患者の手術後
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